6月10日締切投句分の第2回ウェブ句会の結果から、
第1席作家の紹介です。
資料館出でても涙原爆忌 田島 もり
昭和48年 夫田島竹四氏の手びきによりかつらぎ入門。
青畝・峠師の指導を受ける。大阪市在住。
(平成26年かつらぎ9月号、巻頭作家紹介より)
エッセイに、昭和22年発行のかつらぎ誌に掲載された
青畝師の作品の斬新さに触れて、
「本当に目から鱗とはこのこと。何だかもっと新しい句を詠めと
叱られた思いでした。」と述べておられます。
この度、第29回伊藤園お~いお茶新俳句大賞、文部科学大臣賞を
受賞されるそうです。
受賞式はあさっての7月5日。
本当におめでとうございます。
踊りの名取 花柳三鶴良(はなやぎみづら)の名を持つかつらぎの逸材。
先日の宮島吟旅の夜の懇親会では、その舞を披露して頂きました。
田島竹四氏と仲の良いお二人で、益々のご健吟をお祈りしています。
第1回ウェブ句会、6月1日発表分
特選第1席の作家を紹介します。
胸とがる少女の像や薔薇の雨 平田冬か
昭和53年より句作、青畝・峠の指導を受ける。
連続年度賞を受け特別同人。
現在かつらぎ副主宰。 三重県在住。
「人間も自然界の生きとし生けるものの一員である」という自覚は、
俳句をしていなかったら知識だけに終わっていたと思う。
季語になるという理由だけで観察しているうちに、虫たちの
健気な生き様に感心し、愛おしいと思うようになった。
毛虫が道を横断しているとつい車にひかれないかと見守ってしまう。
毛虫に限らず、”生きることに命をかけている”動物たちに感動する。
平成26年「かつらぎ」7月号 「巻頭作家紹介」より
生きることにいつも一生懸命な冬か副主宰。
その生きる姿勢は、多くのかつらぎ誌友を勇気づけてくれています。
先々月に書いてありました「ページ」ですね。
5月半ば、一番過ごし易い頃です。
よく 石たたき と表現される野鳥です。
by 森田 教子 2018/04/17 21:10
掲示板の文字や写真の大きさの調整が必要なので、ここで管理人の自己紹介をさせて頂きます。
かつらぎ発行所でかつらぎ誌の企画、原稿依頼から割り付け、校正、お問合せ対応、
インターネット句会の締切と清記一覧に加えまして、5月からウェブ会員専用頁の作業などを
担当させて頂きます。
当月集ウェブ投句を縦書きにする作業にも、早く慣れたいと思っています。
手探りで進めて参りますので、慣れるまでもたもたするかもしれませんが、
何卒よろしくお願い申し上げます。
かつらぎウェブ会員にご登録いただきまして、ありがとうございます。
誌友だけのウェブ句会を毎月開催したいと思います。
主宰の選句結果から、今月の特選に選ばれた方を、「今月のかつらぎウェブ俳句」としてご紹介します。
ここで選者の森田純一郎主宰を紹介させて頂きます。
1953年12月1日生まれ
趣味は俳句と音楽です。俳句よりも音楽の趣味の方が長く、高校生の頃からの趣味です。
と言っても、今では俳句は趣味の域を越えて、生き甲斐というべきでしょう。
音楽としては、フォーク、カントリーと素朴なジャンルで、大学の仲間と組んだ親父バンドでは、
低音でハモったりもしております。
写真は、3月17日(土)に兵庫県たつの市にあります綾部山梅林へ行った時のものです。
峠句碑「家島を梅の瑞枝のさまたげず」が立つ南側斜面から、播磨灘の明るい海を眺めて参りました。