第22回ウェブ句会特選第1席は
地球儀の諸国の春の塵ぬぐふ
作者は糸賀千代さんです。
昨年まで課題句の選者を務めて下さった千代さんは、長年かつらぎ誌の校正の為に、発行所へ月に2回来てくださっていました。
本当に俳句が大好きな千代さん。新型コロナウイルス感染拡大のために、句会がお休み又は通信句会に変更となり、
「キョウイク(今日行くところ)キョウヨウ(今日の用事)が無くなり、散歩で足を鍛えている」そうです。
写真は、昨年の室津の吟旅の句会、友の会総会でのご挨拶、そして俳人協会新年の集い、での千代さんです。
第21回ウェブ句会特選1席は
宝船よべの敷皺寄るばかり
作者は平田冬か副主宰です。
今年もパワー全開に活躍なさっておられますが、4月26日は俳人協会愛知県支部の大会へ、本部講師として講演が決まっています。お近くの方は、皆さんご参加下さい。
写真は関西新年の集いの時、昨年の忘年会、天好園の青畝句碑での写真です。
毎日本当にお忙しいので、お身体をくれぐれもお大事になさって欲しいと願っております。
第20回ウェブ句会特選第1席は
「稲むらの火」を語り継ぐ震災忌
作者は平松文子さんです。
ことしも1月17日が巡ってきます。今年で25年。忘れずに語り継いでいくという文子さんの気持ちが伝わって来ます。
写真は昨年の千号記念大会で。主宰の右隣りに写っておられます。
その次の写真は、翌日の「青畝ふるさと巡り吟行会」で青畝廟の前での写真。中央にしゃがんでおられます。
最後の写真は兵庫同人会総会での集合写真。前列一番左の中腰になって写っておられます。文子さんがおられると場が華やぎます。
今年も益々のご活躍をお祈りしております。
第19回ウェブ句会の特選第1席
我が心閉ざすに似たり北塞ぐ
作者は西岡たか代さんです。
たか代さんの悲しみが、ひしひしと伝わって来ます。
主宰の句評以上の言葉が見つかりません。
写真は、名古屋での全国同人会に参加された時、
そして、6月の記念大会翌日、青畝ふるさとめぐり吟行会が行われた時の
司会をされているたか代さんです。
たか代さんの笑顔に、少しホッとします。
第18回ウェブ句会の特選第1席の句は
鑑真の眦拭かむ菊の綿
作者は斎藤利明さんです。俳歴は大変長く、現在西奈良句会の幹事さんを引き受けて下さっています。
現在でも職場句会の吟行や、吟旅などにもご多忙なご様子です。
句会用の兼題の研究にも余念がないとのことで、毎日が俳句三昧とのことです。
写真は山の辺の道での利明さん、そして10月に名鉄グランドホテルで開催された全国同人大会でのスピーチのご様子です。
奈良には前田俊明さんとダブルとしあきさんがおられて、心強いですね。今後ともよろしくお願いします。