9月15日締切 第53回新ウェブ句会特選第1席は
装蹄日記す暦や馬肥ゆる
作者は武田順子さんです。
淡路島からかつらぎ吟行会を始め、各句会に精力的に参加しておられる、
実力作家です。
動物や植物に優しい眼差しをむける句を詠んでおられると思います。
これからも順子さんのお人柄が滲むような佳句を沢山詠まれることでしょう。
写真は3年前に函館吟旅をした時のもの。右端が順子さんです。
高橋宣子さん、内田あさ子さんの3人で、いつも楽しそうです。
もう一枚は、今年の中四国同人会での集合写真。
順子さんは中央より左に立っておられます。
三朝温泉に泊まった楽しい吟旅は貴重な思い出となっております。
8月15日締切の第52回新ウェブ句会特選第1席は
空港の玻璃いつぱいに夕焼かな
作者は埼玉県狭山市在住の古谷彰宏さんです。
コロナ禍の為に、主宰が俳人協会本部へ行く機会がリモート会議に切り替わったため、
上京できずに、東京方面の誌友との吟行句会が長い間延期になっていました。
この度9月13日と14日に、東京支部吟行として、久々に企画が実現することになりました。
彰宏さんはじめ、関東の誌友の皆様、充実した2日間となりますように。
写真は今年3月の1100号記念句碑建立祝賀会でスピーチの彰宏さん。
次の写真は、祝賀会前日の北八木町河合家の縁側での写真。
3枚目は、令和元年10月の全国同人大会で、関東同人会長として奈良、和歌山の同人会長さんと一緒に。
7月15日締切第51回新ウェブ句会特選第1席は
梅花藻を探す吟行水の旅
作者は西本陽子さんです。
相生在住の陽子さんは元町句会所属ですが、足を延ばしてかつらぎの句会へ時々参加して下さっています。
にこやかな笑顔が素敵な陽子さんは、地元の句会のリーダー的存在なのでしょう。
そんなお仲間と一緒に、梅花藻が咲く川を探して吟旅をなさったのだと思います。
兵庫県の山間部にも梅花藻が咲く美しい川があるようですね。
暑さを忘れるような涼しさを感じる御句です。
写真は先日開催された兵庫県同人会で、受付を担当された陽子さん。写真の左端の方です。
もう一枚は令和元年かつらぎ友の会総会に出席されたときの陽子さんです。
5月15日締切の第49回新ウェブ句会特選第1席は
過ぎし日の夢の如くにしやぼん玉
作者は大和高田にお住まいの中尾好子さんです。
ウェブから入会されて、もうすぐ2年目になる方です。
当月集も最初からウェブ投句。
気分転換にクルマを運転して、奈良県内を吟行されているそうです。
書道と俳画をなさっておられたそうですので、俳句の素地は十分の好子さん。
今後ますますのご活躍をお祈りいたしております。
加賀温泉に行かれた折の写真をお送り頂きました。
句会に参加されましたら、皆様どうぞよろしくお願いします。