2月15日締切の第58回新ウェブ句会特選第1席は
防護服脱ぎし介護士春近し
作者は巻木痺麻人さんです。
痺麻人さんは淡路島の洲本在住の方で、痺麻人という俳号の通り、時間がたっぷりある方です。
明るくてとても素敵な奥様とも、新型コロナ感染が拡大しているとき、面会できずに苦労されたようです。
痺麻人さんのお住まいの淡路島は、水仙の花が咲き乱れている頃でしょう。
写真は灘黒岩水仙郷の写真です。見えている小さな島は沼島です。神話の伝説が残る素敵なところです。
痺麻人さんの入会は、ウェブ投句を充実させるきっかけとなりました。
今後ますますのご活躍をお祈りいたしております。
1月15日締切の第57回新ウェブ句会特選第1席は
注連飾る羽田空港格納庫
作者は松江在住の吉浦増さんです。
吟旅や大会など、常にフットワーク軽く活躍されておられます。
中四国同人会の要として、中ノ海支部長として、句友に隈なく心を配られ、信頼の厚い方です。
ZOOM句会で月に一度お顔を合わせて句会が出来ていますので、距離感は感じません。
今後、増さんのように、遠隔地におられても、ツールを駆使してご一緒に句会に参加して下さる方が増えることを期待しております。
写真は、昨年3月22日、かつらぎ1100号記念句碑建立祝賀会の翌日に開催された明日香吟行での写真。
主宰、遠藤甫人中四国同人会長の右端が増さんです。
次は、昨年10月29日、全国同人大会の前日吟行で、須磨離宮公園の青畝句碑を訪れた時の写真。
増さんは前列中央付近。
次の写真は、全国同人大会当日の懇親会の席で。
ムードメーカーの増さん、これからもよろしくお願いします。
12月15日締切の第56回新ウェブ句会特選の第1席は
パソコンに溜まるデーター去年今年
作者は阪野雅晴さんです。
毎月のかつらぎ例会の文字起こしと句会報作成だけでなく、
課題句の選者として3か月に一度、膨大な句稿と句評を作ってくださっています。
かつらぎ誌は今ではこの様に、ほとんどをパソコンで作成した原稿や句稿をやり取りして毎月お届けできています。
パソコンにデータを溜めこむのはお勧めできませんが、いやでも溜まってくるものです。
写真1枚目は、10月の全国同人大会の懇親会。後列右から二人目が雅晴さんです。
2枚目は、12月の青畝忌記念俳句大会で、河合家住宅へ行った折、縁側での集合写真。かつらぎの旗の左が雅晴さんです。
今年友の会代表に就任された雅晴さんの、益々のご活躍をお祈りしております。
一年間ありがとうございました。来年も皆様の佳句をご紹介させて頂きたいと思います。
吟行会・例会・その他支部の句会へお友達もお誘いの上ご参加下さいませ。
第55回新ウェブ句会特選第1席は
墨継ぎの美しき文一葉忌
作者は古谷多賀子さんです。
お習字の先生でもある多賀子さんならではの、一句でしょう。いつも彰宏さんと楽しそうに句会に参加されておられます。
写真は10月の全国同人大会の懇親会での1枚。
次の写真は、前日の須磨吟行句会での集合写真。2列目の中央付近におられます。
3枚目の写真は6月の中四国同人会で、鳥取の三朝温泉での懇親会です。東京支部の皆さんと前に出られて、
自己紹介をされました。右端が彰宏さん多賀子さん夫婦です。
これからもご夫婦で仲良くご健吟頂きたいと思います。
10月15日締切の第54回新ウェブ句会特選第1席は
食パンにバター馴染まぬ今朝の秋
作者は田島もりさんです。
来年数えで100歳になられる田島竹四さんの奥様で、今やかつらぎ有力作家、田島かよさんのお姑さんです。
今まで詠んだ俳句と同じものは絶対に詠まれないのではと思うほど、
いつも斬新な句に挑戦されています。時事俳句もお手の物。
竹四さんのご長寿も、ご家庭円満なところも、もりさんの存在が大きいと言わざるを得ません。
益々のご健吟をお祈りいたしております。
写真は、10月30日垂水のシーサイドホテル舞子ビラで開催されたかつらぎ全国同人大会での一枚。
淡路島の田島ひで子さんもご一緒です。(ご親戚ではありません(#^.^#))
そして、つかしんぶなの木句会でのもりさんの写真。そして、撮影場所はわかりませんが、
仲の良いご夫妻の写真です。