第1回ウェブ句会、6月1日発表分
特選第1席の作家を紹介します。
胸とがる少女の像や薔薇の雨 平田冬か
昭和53年より句作、青畝・峠の指導を受ける。
連続年度賞を受け特別同人。
現在かつらぎ副主宰。 三重県在住。
「人間も自然界の生きとし生けるものの一員である」という自覚は、
俳句をしていなかったら知識だけに終わっていたと思う。
季語になるという理由だけで観察しているうちに、虫たちの
健気な生き様に感心し、愛おしいと思うようになった。
毛虫が道を横断しているとつい車にひかれないかと見守ってしまう。
毛虫に限らず、”生きることに命をかけている”動物たちに感動する。
平成26年「かつらぎ」7月号 「巻頭作家紹介」より
生きることにいつも一生懸命な冬か副主宰。
その生きる姿勢は、多くのかつらぎ誌友を勇気づけてくれています。