PaperBoardを使うと、俳句を縦書き、お好みのフォントで色紙のような画像を作成できます。
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12月13日は塩の道句会の忘年句会でした。例年ですと奥三河まで出向いて猪鍋を囲み、歳忘れ会をしてからの句会でしたが、今年は新型コロナ感染のことを考慮して、地元岡崎で会食形式で懇親会してからの句会となりました。集合を菅生神社とし、岡崎公園を散策しました。岡崎公園は岡崎城の城跡を公園としたものです。徳川家康出生の城と言われていますが、当時の物は石垣や内堀などわずかし遺っていません。まだ発掘も少しずつ続けられています。 岡崎城を偲ぶ天守閣(中では江戸時代の岡崎を紹介)、三河武士の館家康館(徳川三百年の泰平の世の基礎を築いた家康や三河武士にまつわる貴重な資料展示)、瓦葺二階建てで大扉は総檜作りの大手門、家康公の遺訓碑、産湯の井戸や胞衣塚、能楽堂、銅像など、復元や新設がなされていて見所は多い。 集合場所とした菅生神社は、城下を流れる菅生川の旧船着き場に近いところにあり、岡崎城主代々の祈願所でもあり、東照公も三座の主祭神と合祀されている。画像は公園内にあるからくり時計で正時と半時に家康が能を舞います。時間的に逆光でわかりづらいです。皆さんの句に助けていただきます。 ・御神灯あかあか点り神迎 ・居住まいを正せる歌仙神迎 ・敷石にてこずる箒落葉掃く ・ビル谷間古き宮居に小鳥来る ・冬河原川細々と蛇行せる ・行く川は帰ることなし返り花
山崎圭子様 支部だよりに写真と記事の掲載ありがとうございます。懐かしい岡崎公園や家康の産湯の井戸など見られて嬉しかったです。 4年前の平成28年5月の東海同人会の時に、紅青子先生にお願いして前夜一泊して岡崎を吟行させていただいたことを今も鮮明に思い出します。 今の「かつらぎ」にとって、岡崎は非常に大切な地区です。岡崎の「塩の道句会」の皆さんのご健勝とご健吟を心よりお祈り申し上げます。 純一郎