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1月20日(土)大寒。午前中は曇りで雨模様の一日でした。12名が思い思いに、国技館周辺、回向院、きよすみ庭園、安田庭園、万年橋や芭蕉庵跡などを吟行し、句会場の芭蕉記念館に集合しました。(欠席投句6名)
句会の際、1月号巻頭の古谷多賀子さんから、内祝いのカステラが皆様に配られました。また、句会終了後、近くのファストフード店で、新年のお茶会が開かれました。
句会終了後、例会報の勉強会で、皆様の心に響いた1句は次の通りです。松江の増さん、千葉の茂樹さん、横浜の歌子さんからも、鑑賞文を添えてご連絡頂きました。 甲山指呼に冬木の芽吹きけり 詩の言葉紡ぎ出せさう林檎むく 丸椅子のひとつ割り込む関東煮 一年は昨日のごとし日記果つ 夜回りや暗き空家のかくも増え 大吉のみくじを胸に納め句座 天平の柱を抱きて日向ぼこ 校了のかすむ目に星冴えにけり 古ぼけた聖樹のなじむ喫茶店 足跡にすぐ水にじむ蓮根掘
現在芭蕉稲荷がある場所が、深川の芭蕉庵でした。
小名木川は芭蕉庵の近くで、墨田川と合流します。小名木川は利根川ともつながり、江戸と地方との物流の重要なルートでした。
隅田川と小名木川が合流する地点近くに芭蕉庵がありました。芭蕉庵を模したように芭蕉などを植えた一角に、芭蕉翁座像があります。
国技館のすぐ近くに安田庭園があります。隅田川からの潮入池があって毎年雪吊りが設置される回遊式の庭園です、
回向院境内は、元の国技館があった場所です。江戸時代から勧進相撲が行われていた由です。そんな経緯から力士を顕彰する意味もあり、回向院には力塚があるのです。
明暦の大火(振袖火事)で江戸の十万人以上が亡くなり、四代将軍がこの地に無縁塚を築き回向院と名付け、死者を弔いました。
日差しがない寒々とした国技館周辺の様子です。そんななか序二段以下の若い力士が次々に国技館へ向かいます。
1月20日(土)午前中は曇。午後小雨の大寒です。写真はJR両国駅に掲げられた優勝力士の額です。
読売俳壇の常連中の常連で、長年、欄を席巻している広田祝世さんが、昨年の年間賞に選ばれ、その記事が本日、1月22日付の朝刊に載っています。年間賞は4人の選者が各自、寄せられた1年間の何万句の中から、最高の1句を選ぶもので、広田さんの句は矢島渚男選。暑すぎて白熊氷にも寄らず選評では「猛暑の動物園を描き、俳諧のうちに悲哀をこめた面白い句である」とコメントしています。そして、その記事の隣には、この週の小澤實選もあり、ここでも広田さんは特選の第1席に選ばれています。ただネット張るだけ鹿除けの垣はまさに独壇場。快挙中の快挙ですね。広田さん、改めておめでとうございます。
渡口 行雄 様広田祝世さんの読売新聞年間大賞受賞のお知らせ、ありがとうございます!かつらぎ人として誇らしいですね〜。
楽しい話題です!確か本部句会で右の最後の席にいる俳人ですね!関西は賑やかでなによりです!
渡口さんご連絡ありがとうございます。最近の新聞は面白くない話題が多いので、読んでいませんでしたが、よみうり俳壇の矢島渚男の年間賞と今週の小澤實の特選一席の同時発表とは快挙です。この欄を見ている「かつらぎ」の誌友も多いと思うので、皆で拍手を送りたいです。「かつらぎ」の俳句のレベルの高さの証明という意味で私も非常に嬉しく、また誇りに思います。改めて、祝世さんおめでとうございます。 純一郎
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