PaperBoardを使うと、俳句を縦書き、お好みのフォントで色紙のような画像を作成できます。
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令和4年12月15日(水)は晴天で世田谷・ぼろ市を吟行しました。今回は写真が無くて恐縮です。例会報の勉強会での皆様の心に響いた1句は次の通りです。札幌の佐々木紫水さん、千葉の新人・榎田茂樹さん、静岡の新同人・伴野ひろ美さん、山陰の吉浦増さんからも、鑑賞文を添えて連絡頂きました。 冬夕焼東京都庁荘厳す 日当たれる方に懸崖菊と猫 傾けるままに落ち着く茎の石 月蝕の宇宙を見つめゐて湯さめ たつぷりと陽を溜め銀杏散り初める 分かる御句わからぬ御句も青畝の忌 秋の暮回る電光掲示板 吊し柿きのふにけふの色加ふ 峡の田の落ち穂拾ひの影丸く 母在さぬ故郷に鴨の来てをらず
本文なし
この欄への投稿が途絶えているので、Facebookに挙げた写真をこちらにも挙げます。写真は12/11(日)に尼崎市総合文化センター(アルカイックホール)で開催された同市文芸祭の俳句部門の表彰式の様子です。見事、古谷多賀子さんと田島竹四さんが、それぞれ第二席・尼崎市教育長賞と選者特別賞を受賞されました。また、表彰式後の各部門別の研究会では、同じくかつらぎ誌友の前川勝さんが佳作表彰を受けました。それぞれの句は登山口入り日の時刻表貼れる 古谷多賀子特攻の命長らへ終戦忌 田島竹四鬣に白き泡たて馬洗ふ 前川 勝以上です。かつらぎから30句近い入選句があり、心強い思いでした。12/2に新市長に就任された松本市長とのお二人の記念写真、多賀子さんへの教育長からの表彰状授与、勝さんの写真送ります選者は、前田野生子、山田佳乃、木割大雄、田代青山と私です。来年もありますので、皆さんどんどん投句してください
素晴らしい写真の掲載、ありがとうございます!
3人とも、実体験が感動的に表現されており、胸を打たれました。素晴らしい作品です。ぼくも応募しました(全くの選外)が、実力の差を、しみじみ感じました。脱帽!
彰宏さんへ東京の皆様、いつも熱心に句会をしていただき、感謝しております。東京支部句会でのご質問などに簡略にお答え致します。 1:純一郎先生の御選評の冒頭「何度も言いますが、出来上がった句、巧い句は採りません」「思ったことをすっと言った句を良しとします」と述べて居られます。疑問点は推敲に推敲を重ねて良い句が出来上がると思われます。また表現に工夫を重ねて実感に最も近い巧い表現になるともおもわれますが、この点もう少し御説明を御願い致します。→雅晴さんの例会報の記録は、私や副主催の言ったことを文字にせざるを得ないので仕方ないですが、喋ったことと文字になったことではどうしてもニュアンスが違って来ます。そのあたりを説明することは難しいです。文字になって誤解を招くことは致し方ありませんが、私の言ったことについての説明をこの場で文字で説明するとかえって誤解を招くと思いますので、来年また東京で皆さんにお会いした時に口頭で説明させていただきたいと思います2:10月の例会報に春の季語(あいの風=東風)の句が選句されています。例会など吟行句会以外の通常の句会では季節に関係なく、良い句であれば季節に関係なく採られると考えて宜しいでしょうか。→これは、いつも言っていますが、その通りです3:先生の句で恐縮です。 朝一の木犀の香の憂かりけり 朝一番の木犀の香はやや強いですが、とても良い香りと思われます。 憂かりけり・・・先生の実感と思われますが、どのような感じをうけられたのでしょうか。→その日の私の心がこの句を生みました。それ以上でも以下でもありません。なお、地方地方と言われますが、東京の支部句会については関西の句会以上に多くの選評を書き込んでいます。これは東海や山陰など他の地区の支部句会にはないことです。関東支部が恵まれていないということはありません
純一郎先生超御多忙の中を早速御回答くださり、有難うございます。来年の御上京を楽しみに御待ちして居ります。また特に関東の諸句会に御丁寧な添削や、いろいろなコメントを付してくださり、この点関東はとても恵まれていること、改めて感謝申し上げます。ただ一点、地元の関西でしたら毎週のように純一郎先生との句会の機会があり、その機会に簡単に御質問、御回答を頂けるのではないでしょうか。例会報は毎月、かつらぎに掲載される貴重な勉強資料です。最高峰の句会の御選評ですから、ざっと読み流す誌友も居られるかと思いますが、地方には例会報の三先生の御選評・御注意、入選句、添削などをコツコツと熱心に勉強なさって居られる誌友が多く居られるのではないでしょうか。純一郎先生はじめ阪野雅晴さんの御協力を頂いて、東京支部句会の例会報勉強会が15年以上続いているのはとても有難く、改めて感謝申し上げます。また、この勉強会に御参加くださっている地方の熱心な誌友の皆様にも感謝して居ります。
今回は出席者が少なく、例会報勉強会の時間がたっぷり取れました。そんな中、何人かに共通する質問が幾つか出ました。ご紹介します。1:純一郎先生の御選評の冒頭「何度も言いますが、出来上がった句、巧い句は採りません」「思ったことをすっと言った句を良しとします」と述べて居られます。疑問点は推敲に推敲を重ねて良い句が出来上がると思われます。また表現に工夫を重ねて実感に最も近い巧い表現になるともおもわれますが、この点もう少し御説明を御願い致します。2:10月の例会報に春の季語(あいの風=東風)の句が選句されています。例会など吟行句会以外の通常の句会では季節に関係なく、良い句であれば季節に関係なく採られると考えて宜しいでしょうか。3:先生の句で恐縮です。 朝一の木犀の香の憂かりけり 朝一番の木犀の香はやや強いですが、とても良い香りと思われます。 憂かりけり・・・先生の実感と思われますが、どのような感じをうけられたのでしょうか。(随分昔、僕が初心時代のことです。神戸新人句会で加藤三七子さんが青畝先生に質問されました。きさらぎの淡き夕焼け灯に勝ちぬ 青畝三七子さんは採られなかったのですが、互選で採った方に先ず質問して次に青畝先生に聞いていました。その時、句会とはこのように自由闊達な雰囲気で質問出来るものと強く印象に残りました。関東では先生との句会が1年に1〜2回しか出来ないのですが、毎月のZOOM句会が楽しみです)
参道には数軒の熊手店が出来いるのみ。でも時々、大きな手締めが響きました。
境内には「木遣りの碑」があります。ボックスのボタンを押すと本職の木遣り節を聞くことが出来ます。深川の八幡様ならではと思います。三度もボタンを押しました。
境内には「角乗りの碑」がありました。角乗りとは水上の角材に乗って角材を足で転がし操ることです。境内は深川の木場が近いのです。
終戦後、暫くして昭和天皇は被害状況をご覧になられるため日本各地を行幸されたそうですが、真っ先にこの地をご覧になられた由です。御野立所の近くに御製碑もあります。熊手売りのおじさんに昭和天皇の御歌の碑はどのですかと聞くと、すいません!知りません!とのことでした。
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