PaperBoardを使うと、俳句を縦書き、お好みのフォントで色紙のような画像を作成できます。
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11月23日(木・祭日)勤労感謝の日はあたたかい日和に恵まれました。8名が思い思いに、東大構内、法真寺、菊坂などを吟行しました。東大の構内は広く、正門経由、法科、三四郎池、医学部近くのベルツ像、スクリッパ像、工学部、さらに農学部と句材を求めました。菊坂には樋口一葉に縁ある伊勢屋質店、路地にある一葉もつかったというポンプ井戸などがあり、初冬の吟行を楽しみました。
彰宏さまはじめ関東の皆さん、いつもながら精力的に吟行されていますね。また、写真が素晴らしく、吟行しながらの撮影はとても真似が出来ません。お元気なみなさまのお顔と、珍しい吟行地をいつも楽しみにしています。
山本ヒロ子 様コメント、いつもありがとうございます!確かに吟行の時は、俳句に集中した方が良いと僕も思っています。一方、地方の方や最近足が弱くなって吟行出来ない方も居られますので、作句のご参考になればとも思っています。お役に立てば嬉しいです!
伊勢屋質店の内部を拝見しました。さすがに大店だったと思われる建物です。写真は、和紙の質札を再利用したというハタキです。ハタキ自体、余り見ないこの頃ですが、当時のつつましい生活が想像されます。
菊坂には樋口一葉がよく通ったという伊勢屋質店が保存されています。跡見学園女子大学が保存管理されていて、一葉忌には正午から内部を見せてくれました。伊勢屋質店は1860年創業、座敷に続く二階建ての蔵があり、古い箪笥が並んでいました。さすがに床板はギシギシと歩くたびに音を立てます。文京区指定有形文化財です。質屋伊勢屋のあたりは昔、菊畑が広がっていた由で菊坂と呼ばれるようになったそうです。
東大構内にはマンホールの蓋が多いのですが、よく見ると東京帝国大学と書かれています。古いものを大切に使っています。教育の一環でしょうか。
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三四郎池の高台、山上会館横の山口青邨句碑と並ぶ、有馬明人東大総長の句碑です。 銀杏散る萬巻の書の頁より 朗人先輩・山口青邨東大教授の 銀杏散るに因んで詠まれたと思います。有馬朗人文部科学大臣当時、かつらぎの祝賀会に主賓の御一人として御出席くださいました。
三四郎池の高台、山上会館横に、二つの句碑が並んでいます。写真の句碑は山口青邨の 銀杏散る真つただ中に法科あり 青邨青邨は4S(秋櫻子、誓子、青畝、素十)のいわば名付け親です。ある講演で、東に2S、西に2S ありと四人を紹介、讃えました。
東大キャンパス内の加賀前田家江戸屋敷の心字池ですが、夏目漱石の小説から、三四郎池と呼ばれています。黄落が盛んです。
東大法科の建物は、東京帝国大学時代のままの姿です。どっしりとした重厚さを感じます。
東大紛争で荒れたことがある安田講堂です。安田講堂前の広場は広く冬も青々とした芝生に覆われています。石叩きが足元へも来るのです。訪問客の撮影スポットの一つです。この広場の地下は学生食堂になっています。週日も一般客は利用可能ですが、11時半から13時半までは学生優先と書かれています。献立は安く豊富で、季節の鮭丼や、たこ焼きうどんなどもあります。
11月23日は祭日で赤門は閉まっていましたが、正門横の通路は開き、多くの観光客(?)、外国人が多かったです。まるで超一流の公園になったかのような人出です。守衛さんに俳句を作りに来ましたと告げ、笑顔でOKされました。東大のパンフレットを無料で頂戴した俳人もいます。理由を問われ、東大に入学したいのですと。山口青邨がここで詠んだ句 銀杏散る真つただ中に法科あり 青邨青邨は東大工学部卒業、東大教授になりました。現工学部は立て替えられて高層ビルになっていますが法科は東京帝国大学時代のままの古い趣を残して、人気があります。
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